私を抱きしめる廉也君の背中に
ゆっくり腕を回す。





大事にしてくれなくても、





今度は私が世界一愛してあげる。




だってあんなに怒った廉也君始めて見た



しかもそれが私のためって...。






「うん...。廉也」


こんなに幸せなことはないよね。




「もっと愛してやるよ」


そう言って私の唇に唇を重ねる廉也。



...今君との距離0m。




心の距離も、0m。










fin**