ケータイ小説 野いちご

さくらんぼなあたしと王子様

桜羅くんのお家は玄関から門まで

少し距離があるから女の子が

かけよってきて門を開けてくれた。

「おまちしてしました!
莉愛お姉ちゃん!」

「へっ…」

お、お姉ちゃん…。

なんか照れちゃうよ。

ってこの子は…。

「あ、ごめんなさい。
いきなりすぎですよね。
    オウラユイリ
私は、桜羅優依梨っていいます!」

ゆいりちゃん…。  

かわいい名前…。

「莉愛お姉ちゃんの事は、
ずっとお兄ちゃんから聞かされていました。」


あ、桜羅くんの妹さんかぁ。

2人とも珍しいお名前だなぁ。

ずっと聞かされていたって…。

ん?ずっと…?

どうゆうこと?

そんなことを考えさせる時間も

与えずに優依梨ちゃんがあたしを、

お家に招いてくれた。

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