ケータイ小説 野いちご

男嫌いだったstrawberry










……芹の様子が少しおかしい。





今まであまり私用で外出はしなかったのにここのところほぼ毎日外へ出ている。
組に縛り付けておくのは正直嫌だったのでよかったとは思うけど、帰って来るとかすかに甘い香水の匂いがする。









それは明らかに女物の香水だと思う。







でも聞くに聞けない状況である今、私は芹を信じるしか出来ない。






もしかして子供を死なせてしまった私に愛想が尽きたのだろうか…
他に好きな人が出来たのだろうか…
流産すると子供ができにくくなることを知って嫌になったのだろうか…






信じている反面、そういう思いも頭の中を駆け巡っていく…。








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