次の日…芹と話し合った結果、子供の名前は明輝(アキ)と名付けた。




天国へ旅立っていってしまったけど、お腹の中にいてくれただけで私達を明るくしてくれた。
そしてこれからも空の上で輝いてくれていたらいいな、という願いを込めた。




名前をつけた後、私は病院の人に退院さしてほしいと頼み若干無理矢理退院した。
そしてお墓を作った。




作り終えた後、健造さんが私に言ってきた。









健造「苺……子を失った気持ちは俺にも痛いほどわかる。
だがな、気にしてばかりでは安心して子供は成仏できんぞ?


忘れろとは言わん。
逆に忘れてはいかん。


…前には進め。
これからお前には明日が、未来があるんだ。
それを忘れるな。」



「…はい。」



健造「明輝はきっと……これからもお前達には幸せに暮らしてもらいたいと思ってるはずだ。
お前達3人を想ってくれているはずだ。





なんてったって、俺のひ孫で苺の子だからな。」



「っ…はい!!」





それからまた泣いてしまったけど、帰るときは笑顔で明輝に別れを言った。




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