軽く自己紹介して皆で談笑しながら勉強会が始まった。 俺の前には來未が居て、隣には奏汰が座った。 來未の隣には、來未を恨めしそうに見てる、花音が座った。 『んじゃ、適当に勉強すんぞ。』 ……………………………… 「優哉、コレどうやってやんの?」 「優哉くん、コレってあってる?」 「優哉ー。わかんねぇ。」 …この通り、悲惨な状態の皆。 もう、奏汰なんて馬鹿じゃ済まされねぇぞ。