「まぁ、これで私の隠し事は特になくなりました。ああ~スッキリした。これでこのアビ隠して~とかしなくて済むし。とっても楽になりました」

「「で、要、あんた何したの?」」

「特に俺はして無いけど?」

「「うっそだぁ~」」

「...何か杏樹のキャラが崩れている」

「そうだね」

本当に慶君の言う通りだ。

でも、杏樹ちゃんが元気になってよかった。



「杏樹が元に戻った」

え?


「あの時のように元気になってよかったわ」

「杏奈先輩。杏樹ちゃんって元はあんなににこにこして、明るい子だったんですか?」

「ええ。それで、凄く頭が良かったの。まるで今のあの子のようにね」

「そうなんですか」

「ああ、でも、私もさすがにこの状態は疲れるので、常に同じでいますから、宜しくお願い致します」

「ああ、戻るんだ」

「だって、作者さんが、書くの大変じゃあないですか。それに読者さんも誰がいつ喋っているのかわからなくなりますし」

「誰?サクシャとドクシャって?」

「まぁ、気にしないで下さい。ああ、警報が鳴っていますよ。今回は法野学園です。では参りましょうか。.....ぶちのめしに」


何か、杏樹ちゃんが黒くなった。

それにSっ気がめっちゃ出ている気がする。

では。

皆さん元気で。