「おい!兄ちゃん!優哉!」





チャリを車庫から出して学校に行こうとしたら、第三者の声が聞こえた。




『空哉』



あ、弟だ。




「弁当忘れてる。」




「『……あ。』」



うわ。2人揃って忘れるとか俺等ばかじゃん。←うん。あんたらは馬鹿だ。





うっせぇ、作者。



マジでお前どうやって育ったんだよ。






「母さんが怒ってたから今日どっか泊まって来たら?」




空哉は、そういう人への気遣い?ってのが、母さんから遺伝されてる。




兄ちゃんは、母さんからは何ももらわず、バリバリ父さんの遺伝。




俺は、中間地点。