ケータイ小説 野いちご

それから。〜不機嫌な先輩と不器用恋愛〜



「あの、わたしは、塩コショウですけど」


おそるおそるそう言うと、根岸先輩は、はあぁぁと大きなため息をつき。


「ずるい奴。逃げたな、お前」


「ち、違いますよ!本当に塩コショウなんだもん」


「もう。別に好きなものかけて食べたらいいじゃない」


みさと先輩は、半ば呆れている。


「お前はいっつもお利口さんな答えだよな」


根岸先輩は、つまんねぇの、と吐き捨てた。


「そんな言い方ないじゃないですか。つまんない、とか」


「なんでそこでブヒナが怒るんだよ」


根岸先輩の視線がじろりとわたしの目を射る。


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