「ははは」 …じゃぁ、何で君付けしたんだよ。 しかも、ずっと笑ってるし。 ある意味こえぇって。 その後、大分喋って日が暮れて居た。 結構気が合った。 「私、優哉くんに興味持ったぞ!」 『しらねぇよ』 こいつ、まじ意味わかんねぇ。 でも…… 「むぅ、、、私を嫌いか…」 『嫌いじゃないよ』 俺は、來未の耳元に口を寄せ、囁いた。 そして、教室を出た。 「っ……ズルいよ……」 彼女の、愛おしそうな声が教室に響いた。