ケータイ小説 野いちご

無口彼氏と遠恋中



「うぇっ…ゆぅーくん~!」


お互いに駆け寄り、強く抱き締め合う二人。


よかったね、あっちゃん……。


クラスの皆も、二人に祝福の拍手を贈ってる。


「…明日香、大好きだ」

「私もっ…ゆーくん大好きぃ」


笑い合う二人に、あたしの胸の奥がチクリと痛くなった。


……真琴……。


あたしも、言われたかったな。“大好きだ”なんて愛の言葉。


真琴でしょ?ムリムリ。分かってるよ。


だって、まず真琴がそういう性格じゃないとかの前にさ、あたしの事好きじゃないもん。


言えったって、言わないよ。





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