ケータイ小説 野いちご

中指斬残、捌断ち儀



「はあ?誰がそんな約束を……、てめえ、だって信用ならねえしっ」


「嘘つかない100%。――内訳、インディアンに誓って70%。藤馬に誓って30%」


「どっちとも信用できねえじゃねえかっ、俺が言うのもなんだけどっ」


「インディアン嘘つかなーい」


「真顔で皆まで言うなっ。あー、いいから、分かったからケータイ貸せ。奥さまの電話番号ごとへし折る。とりあえず、俺からそいつを殺すことはしねえでやっから、それでいいだろう」


「信用ならないな」


「俺に誓ったくせに!?」


「だが、僕は信じてみよう。“誰か分からぬ人”に対して、藤馬が重要点(きっかけ)になることを。もちろん、いい意味でな」


「勝手に信じてろ、やぶ医者が」



< 392/ 1127 >