「はじめまして、遠山萌佳です。
ご迷惑をおかけしますけど、お願いします。」

萌佳も頭を下げた。

面子も『守らせていただきます。』と拍手も沸いた。

「この中に、1年は何人入る。」

手を上げたのは20人くらい。

「そして、1-3のクラスの者は前に出ろ。」

出て来たのは、准を含め7人。

「萌佳と同じクラスの奴は、准の指示を受け萌佳のクラスでの護衛を頼む。他のクラスの奴も他のクラスでの護衛を頼む。全力で守れ」

「はい。わかりました。」

准がいった。

「後で、准、さっきの報告に来い。」

匠が言うと『はい』といった。