「・・・・」

「萌佳、ゆっくり進もうって言っただろー
仲間も俺も迷惑じゃねぇ。
俺の傍で笑っててくれよ。
お前が、抱えてるもん一緒に背負ってやる。」

「・・・・」

「お前と出会って2日なのに、ココが萌佳を求めてるんだ。」

俺はココ(胸)に手をおいた。

目の前で、ポロポロ泣きはじめた萌佳を抱き締めた。

「傍にいるよな…萌佳?」

俺の問いかけに『うんうん』と頷いた。

ホッとした。