ケータイ小説 野いちご

あたしはあなたの虜~先輩のキスは魔法のキス~




「な、なに?」




瑠羽の横を通り過ぎる時、痛いくらいの視線に耐えきれず声をかけた。





「へぇ~」




あたしの顔をまじまじと見つめて、何かを悟った様子の瑠羽。



え……?なに……?



ふーんと言いながら、でも笑っている我が弟が何故が不気味なんだけど。





「な、なによ?」


「へぇ~、そっか。姉ちゃんもついにかぁ」




ニヤニヤ顔が止まらない様子の瑠衣。ますます気持ち悪いよ?



しかも瑠羽が一体何を言っているのかが分からないし。





「ついにって何が?」




奇妙な笑みを浮かべている瑠羽に冷ややかな視線を送りながらとりあえず尋ねる。







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