さっきまで寂しいな~
なんて考えた気持ちは消えた

「…佐々木何してたん??」
「あー…母親に頼まれもんがあって」
「ふーん…
行かんでえんか?」
「いやー…行きたくないねん」
「なんで」
「従兄弟んちやからさ」
「行けや」
「嫌やし」

変な言い合いが始まった
…けど佐々木の顔は夕日の綺麗なオレンジ色で染まっていたのを

きっと、俺だけが知ってる…