*作者小話*


…突発的なひらめきとテンションで書きあげました。
どうも、お久しぶりなアクアマリンです。
いつまで経ってもアクアマリン離れ出来なくてすみません。えへへ←


1年以上前に書き終えてる番外編に今、私が書き加えたということもありまして、おそらくかなり作風が違ってしまっているでしょうがそこはまぁ…御愛嬌、ということで。


本当は未来の二人を書こうかと思ったのですが、やはりそこまでは手が届かなかったのでとりあえず『今、二人はとても幸せだよ』ということを伝えたくて書きました。


蒼刃にも星来にもたくさん辛い目に遭わせてしまったんでね。
ここでは幸せに。いつまでも幸せに。
私の物語のラストはハッピーエンドが基本ですから。


蒼刃の傷は決して浅くはないけれど、時間が解決してくれる部分も少なからずあるだろうし、あの夢が現実になって(なるかどうかは分かりませんよ。蒼刃に予知夢の能力はありませんから。)家族ができれば落ち着くのかもしれません。もしかしたら一生消えない傷、なのかもしれません。
一度失いかける、失ったと思った感覚ってそう簡単に抜けないと思います。


それでも今の蒼刃は星来が傍らにいてくれることで、腕に抱きしめることでどこか安心を得ています。
本人は情けないなんて言ってましたが、私は情けなくても甘えちゃえば良いって思います。甘えさせてくれる人がいるのだから。


そんな二人の幸せを永久に願って。


2012.5.3
春風夢海