「別にそう言う訳じゃないですよ」



プイッとあたしがいる方と反対側に向いた。



「そう言う訳じゃぁん♪」



「だから違いますって」



少しぶっきらぼうに言う。



「ホントにぃぃ??」



「は…はい。って言うかどこ行きたいんですか??」



そんなのは1つに決まってんじゃん。



「圭人ん家ー♪」



「はっ…」



これでもかというぐらい驚いている。



「ダメー??」



「い……いいですよ…」



「やったぁ!!じゃぁね♪」



あたしは手を振って家の中に入った。