結局圭人にはバレる事無く、家の近くまで送ってくれた。



「ありがと」



あたし圭人にお礼を言う。



「いえいえ」



二ッと笑う圭人を見る。



「日曜…遊ぼ…」



こんな事言うつもりなかったけど、なんか勝手に口が動いていた。



「え…はい」



慌てて圭人が上を向いた。



一瞬だったけど、圭人の顔が見えた。



顔が真っ赤だった。



「顔、真っ赤だよぉ〜??」



ちょっとからかってみる。