「うぅん、流瑠、あったかくて、気持ちいいから好き」



「ちょ、お、おい、なに言ってんだよ!寝ぼけるな。…って、ヤバっ……校長が見てる!!おいっ桜!!」








私にとってはすべて夢の中。


流瑠にとってはすべて現実。









そして、私の微妙な発言と、真っ赤だったらしい流瑠の行動が勘違いされて、



私達が付き合ってるんじゃないかという噂が、瞬く間に学校中に知れ渡ったのは後日談。