「なにしてる。」


まぁ俺が言えるようなことじゃないけどな。



「紫苑こそ…」


…だよな…

この時間にはいつも寝るか、


ずっと部屋で仕事かだもんな


何もいえねぇ…



「…チッ…もう良い。早く寝ろ。」



何も言えない俺に腹が立って


自分で自分に、舌打ちをしてしまった。



でも陽菜は違うほうにとってしまったらしく


ビクリと肩を震わせた。