結局話は決まってあさってから預かることになった


あたしとちょうどお休みだった雅紀くんが空港へ迎えに行った


人懐っこい真子ちゃんは親から離れるのも簡単


泣きもせずバイバイって


「まだ意味わかんねーんだろうな 可哀相に置いて行かれてさ」


「そうだね」


真子ちゃんを 事前にいとこから借りた車のチャイルドシートに乗せいざ我が家へ


ふと雅紀くんが


「子供が居たらこんなんだろうな」


と つぶやいた


「ほんとだね 欲しいね子供」


「まー いつかは出来るさ」