「今度は、何?」




あたしが言うと彼はニヤッと笑った。





「残りの子たちを…殺してほしいんだよ」




一瞬心臓がドクンと嫌な音をたててはねた。




「…なん…で」




残りって…レナ、サナ、ルイ、リクトの事だよね。







「どうして…そんな事。関わらなければいいじゃない、なにも…殺せ…って」