*花菜side


「花ー菜ちゃんっ♪」

「んぁ‥はい?!」

「よかった〜
今日はよく眠れたんだね?」

朝、琉実さんに起こされるまで
ぐっすり眠れた。

「はい‥よく眠りました。」

「よかった、よかった♪
今日はテストでしょ〜
ちゃんと、朝ご飯食べるんだよ?
着替えて来てね〜」

「はーい‥」

――パタン

着替えを済ませ、朝ごはんを食べて
勉強を始めた。

「えー‥あたしこんなの解けないよ〜」

ノートを覗きこんで、
琉実さんが言った。

「琉実、花菜様の邪魔になんだろ?」

「あ‥大丈夫ですよ?」

「花菜ちゃん、優しい〜♪」

「花菜様、はっきり言っていいですよ?」