「先生、ちょっと来て」
私は先生を披露宴会場の横にある休憩室へ引っ張る。
「何だぁ?俺を襲うのか?」
誰もいないことを確認して・・・・・・
ぎゅっと、抱きしめた。
そして、先生の唇にそっとキスをした。
“大丈夫 大丈夫 頑張ってね”
そう祈りながら。
「これで大丈夫。スピーチ、頑張ってね」
私ができることはこれくらい。
緊張している先生に、愛を注入して・・・・・・
「おう。充電完了!これで大丈夫だな」
さっきまで緊張気味だった先生はいつもの笑顔に戻った。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…