「何が『独占できるねv』だ!///こんなの却下だ!!!///」




「そう言っているわりには、美咲ちゃん、俺の手に手を重ねているけどね」








目線を手の方に向けると、確かに碓氷の手の上に美咲の手が重ねられていた。










「本当はこうしていたいくせに~」





「そ、そんなことない!!!・・・でも、あと10分だけだぞ///」




「はいはい」












(まったく・・・素直じゃないんだから。これからも独占するつもりだから、覚悟してねv)








と、心の中で呟く碓氷だった。