それから3日後



事は大きく動いた



「夢亜ちん!一緒に来て」


悠日と廊下を歩いていると晴に後ろから腕を掴まれた



「どうしたの?」


「恋斗が………」


今にも泣きそうな晴



すると



「行けば?」


悠日の許可が下りた



晴は驚きを隠せないようで固まった



「悠日………ありがとう」


私は晴と共に走りだした



「そろそろ潮時だな」



悠日は私の後ろ姿を見て小さく呟いた