「私が傍にいてあげるからピアス外して」 「は?」 「だって信じてもらえないでしょ?自分の意思でいるって」 「ピアスはもうすぐ外れる」 「そうなの?」 この時には悠日はわかっていたのだろうか のちに言葉の意味が重大なことに 「食堂行こ。私ケーキ食べたい」 「太るぞ」 「太りませんよ〜だ」 少しだけ悠日が笑った気がした