「何って“俺の”餌を迎えに」
「誰がてめぇの餌だ?こいつは俺の私物だ」
あの……恋斗さん
私は貴方の私物になった覚えはありません
そう否定しようとしたが悠日が目の前にいるだけで身体がピリピリとして動けない
そんな私の手を恋斗はそっと繋いだ
「今すぐ消えろ。俺達の前に二度と現れるな」
恋斗が立ち去ろうとした時
「な………に」
「恋斗?」
「お前はそいつ以外の血が飲めなくなったんだろ?
1週間も飲んでないと純血の力も弱まってんな」
悠日の妖術によって恋斗の動きが止められた
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