「なに?川崎さん。」

「は、はいっ」

えっ!?


ばれてた!?


「さっきからこそこそして…。」



やっぱばれてたんだ…。


「あの…。その…。アイス下さい!」


あ、しくった…


アイスって言ったよ!!私。

ドライって言ってないよ!!土屋先生なんかにらんでるよ!



「アイス?今は授業中だよ。川崎さん。それにアイスなら職員室じゃなくて売店に行かないと。」



やっぱり勘違いされたぁ〜。
(´Д`)



「すみません!アイスじゃなくて、ドライアイスです!!河上先生に頼まれたので…。」


私がそこまで言うと土屋先生は立ち上がった。

「劇で使うの?」

私に話しかけながら近づいてくる。