「―――――アユ=トヨフハだって」


光の玉の光が徐々に弱まり………謎の声の正体が姿を現す。


白い羽を生やし…………青い目をした白ネコだった。


「どうするんだ?雫」


「どうもこうもねぇよ、メルエフ」


資料室の机に腰かけて、オレはクスリと笑いながら飛んでる上に喋る白ネコの頭を撫でる。





「お楽しみはこれからだぞ………?悪魔さん…………」





窓から射す日の光によって出来た、オレのシルエットには


白ネコと同じ………2つの羽の影がくっついていた。


「楽しくなりそうだよ………“色々”と」