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―ーその頃の仁王In屋上ー―

「(~~~~~~っ)」

一生の不覚……!

よりによってあの純感黒奈に油断しているトコを見られるとは……っ

「ぐぉぉぉぁぁぁ…詐欺師失格や…」

ごろごろごろ、と地面にゴロゴロする。

しかしなんでなんか…

誰も居ないことは確認したはずやで…

ましてやレギュラーでもないアイツが鍵を持っとるはずもない……

四時間目が始まる前に俺が来たわけで…

鍵は持ってないという事をは、朝練習から潜り込んどったわけ…やな?

この時間まで。

………。まったく

「アイツ、大バカやな

飽きん奴やなぁー…」