「樋口夢亜」


フルネームを呼ばれ振り返えると数人の女子



「恋斗様に近付くな。人間が」



1人の女子がスッと私に手を向けた時



「………っ!」


私は飛ばされ壁に激突した


「人間が恋斗様と同室なだけでムカつくのに契約までしてるなんて」


女子が取り出したのは注射器



「…………何っ?」


「あんたから血がなくなればいい」

「何言って…………痛っ!」


注射器は首に刺さり血が抜かれる

徐々に意識が遠退く