「助けに来たぞ!」



弘「おぉ!ありがとう!って、祐じゃねぇか!さっきこけてたけど大丈夫だったか?」



「額から血がドバドバ出てるの見えてる筈なのにそんな事言うなんて弘さん、酷いんですね。」



弘「あ、やっぱりその赤い液体、血だった?いや、もしかしたら赤色の絵の具を水に溶かしたやつかと思って。」



「何でわざわざ絵の具を水に溶かして額から垂らさなくちゃいけないんですか。」



弘「………お化け屋敷のお化け役になったから?」



「…………想像力豊かですね。」



弘「どーも。照れるなぁ。」



「褒められたと思ってるみたいですけど、全然褒めてませんよ?」