「私をもっと頼ってよ。


 遠くの親戚より、近くの他人。


 ていうでしょ?」



「彩夏.....もう大好きだよぉ~~。」





私は彩夏に思いっきりだきついた。




「それは私じゃなくて


 武野に言いなさい!」



   
彩夏は授業をサボってまで



私を心配してきてくれた。



彩夏は凄くいい人だ。



私はまだ告白しない。



だって、今言っても無駄だろうから。