おおお..落ち武者?俺が?もしそう勘違いされてるなら逃げないと!!殺される!!

「逃げるなや!!まて!!」

ガシッ!!肩を掴まれた。どうやら怪我のせいで遅くなっていたようだ。

「よし!!捕まえただぁ!!」

「ん?まてこいつ落ち武者じゃないべ~」

「よく見るとそうだべな~」

「はぁはぁ..。」

左腕からの出血がひどく意識がもうろうとしてきた。康宏

「こいつ目がうつろになってるべよ!!」

「早く手当てするべよ!!」

「急ぐべ!!」

俺は次第に何が何だか分からなくなり..そして意識はそこで途絶えた。

ドサッ!!康宏はその場で倒れ..。

「しっかりするべよ!!」

これが、おっさんとの出会いだった。