「あの〜」

「す、すみませんでした!!口塞いだりして…」

「ううん…ありがとう。叫んだら人…集まってきちゃうもんね。あたしも、迂闊だったよ」

「いえ、そんなことは…」

スッゲェ〜…。
目の前に、
憧れの大女優がいる…。


これは…夢か?


夢ならどうか…しばらくの間、
覚めないでー…。



「あの、それより、今のって…」

「ドラマの…セリフなの。ごめんね?びっくりしたでしょ?」

「あ、はい…」


自分の小説だったから、尚更な!!