「あっ、連右!!ハヨッ!今日もカッコイイな!!」


「よう、勇。後半部分はいらねぇぞ」


朝から元気なこの男は、神蔵 勇《かみくら いさみ》。


オレの小学校からの幼なじみで、高校も同じ学校に合格した。


野球一筋のスポーツバカなのに……よく高校に受かれたなぁ――――……と思う。


「オイテメェ、心の中で、オレの事バカにしたろ!?」


「ゲッ……なんで分かるんだよ?」


「何となくだ!!――――って、ホントにバカにしてたのかよ!!バカって言う方がバカなんだからな!!」


あーーー…ウルセ………