「思音っ!」

優真が嬉しそうに笑ってきてくれた。

・・・ああー。

ダメだな、この笑顔に弱いんだよ・・・。

「わざわざここまで来てくれたんだ・・・。サンキュ。」

「ううんっ。優真、ユニフォーム似合うねぇ。」

「えっ!?」

正直に褒めると、優真は真っ赤になった。

あはは。

やっぱりこの顔かわいいな~。

「優真、クッキー焼いたんだけど・・・。」

「お、おう。ありがとな。」

な、なんか、この掛け合いマンガで見た恋人だよっ。

思音、優真の彼女、なんだよね・・・。

やっぱりまだ照れるなっ・・・!