『いや〜ねぇ〜、今日初めて知ったよね。アリス綺麗だったんだなぁ〜。そら〜女王様やお嬢様、一部には、お姉様なんて呼ばれるよね〜』


『終わったか?お前、終わったんかっ!?じろさん入れるぞ!?いいか!?』


『あ〜ちょっと待って、あと一言。すんごい大事なんだ』



ん?なんだろう?・・・・・・・・



「ま、まさかっ・・・・・・」

アリスはあることが頭に浮かび、顔が真っ赤になる。


「こっ、こくは――――――」



『愛に、歳の差や性別は関係ないよ』



プツッ




キーンコーン



カーンコーン


キーン・・・・・・・・





「あんのぉクソ野郎ぉおおおおーーーーっ!!」





おおおおおおおおーーー・・・・・・・




この日のアリスの叫びは、チャイムを掻き消すぐらい凄かったという。