ケータイ小説 野いちご

雨をあびるアジサイ



「んー? 怪しい……」


「本当になんでもないって」


「だったらいいけど」


どぎまぎするぼくを、一瞬いぶかしげににらむ。


美里は、あきらめたようにため息をついて、手のなかにある花に見惚れ直した。

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