「美里?」 「……ん? 何?」 「ちょっと、家でのんびりするか」 「帰るの?」 「ああ、とりあえずな」 うなずいて、さっき通った道を再び引き返し、マンションに到着。 「ほら、上がって上がって」 「え、あ、うん……」