するといっきに爽の顔が歪んだ


そして凄い目で私をにらんだ

「あんな汚い所を一人でやらせんのか!?

無理に決まってんだろ!!

理由を言え、理由を!!」


「しょうがないでしょ!?

今日はおばあちゃんの家で華道なの!

じゃあね!」


これこそ逃げるが勝ち!


「あ、追い待てっ!」

「あんた鞄持ってないでしょ!
帰れないもんねー!

じゃ今度こそばいばい!!!」


はぁ、はぁ


ここまで来ればいいよね!?


全くしつこいんだから!


もうこんな時間だし!!

早く行かなきゃ!