「見てたの!?」



スカートのフックがちゃんと留まってなかったのか、振り返った拍子にバサッと落ちた。

…あ…!

って、それどころではない!



「薄紅のシルク」



「や、あの、それは…パンツ…じゃない!;;」



慌ててスカートを持ち上げて隠すと、「脱がせたのも穿かせたのも俺」と言われた。

…わかってるって;;

この悪魔。

変態でもある。

…危険だ。

部屋を出て、リビングに行く。



「あーんっ。ひまわり!ここまで聞こえてたわよ!」



しかし。

ここにも変態が。

デブな母親。

顔は私より可愛いけど。