なんで?


なんでなんでなんでっ!!



私は元の時代に帰ってこれた歓喜よりも、
帰ってきてしまったという絶望のほうが大きかった。




なんで私はここにいるの?



視界がどんどんと潤んでいく



今までのコトは?


すべて夢だったとでも言うの?



あいつらと共に生きた時間はすべて幻想だったと言うの?




何もかも覚えているのに


こんなに鮮明に思い出せるのに…