そう思った俺はベットから体を起こした。


冷蔵庫はベットの近くに備え付けられているが


ベットに乗ったままでは流石に手が届かない


人に取ってもらいたくても


今日は生憎、兄貴も看護婦も病室にはいなかった


仕方なくベットから降りた俺は冷蔵庫を空けて


中から水の入ったペットボトルを出して口に含んだ


からからだった喉が冷たい水で潤されていく感覚が心地よい




よし寝るか




喉の渇きを潤した俺はペットボトルを冷蔵庫に入れ、ベットへと戻ろうとした。