やんややんやと喜ぶ顔は、チャームなしでも女を落とせそうな顔だった。 ふうと一段落している内に、騒ぎを聞き付けたか、教員たちがやってきた。 とりあえずは。 「溶けた壁、どうしようかしらー」 「ご愁傷様」 テレサの困ったわーは、尽きることはなかった。