僕は君を責めているわけじゃない。



ただ…君が…桜ちゃんが一体何者なのか白黒つけたいんだ。


今日、一日桜ちゃんをつけていてわかった


この子は何かがおかしい。

何かが僕たちとは違うんだ。



「じゃぁ…君のコト、教えてくれない?」

だって信じたいんだ。


僕たちの敵じゃないことを


証明してほしいんだ。


「まずはここに来たときの持ち物や、あの時の変な格好…あれはなんなの?」



今までずっと思っていたことを僕はとうとう口にしてしまった。