あれからどのぐらいの時間がたったのだろうか? 時はもう夕暮れ。 私はずっと京の都を歩き続けた。 …未来に帰るために。 神社や寺にも行った。 お坊さんや住職さんにだって話をした。 だけどそのたびにおかしな宗教信者だと思われて追い返された。 何一つ手がかりはつかめなかった。 …そろそろ帰ろう じゃないと沖田さんに怒られてしまう