それから

アタシは

ガキのことを


「マサキ」

と、


呼ぶようになった。


「マサキ」

名前で呼んでいる時間は
幸せでいっぱいだった。


何故だかは、


このころのアタシは


まだ


知らない。

でも、


幸せだった。


しかし、


アタシは

忘れていた。


1年の女子という



存在を・・・