そしてそのまま、お隣の自分の家に帰宅。




―――ドシドシッ、ドシドシッ




「美世、晩御飯はぁー?」


「まだいらないっ!」





部屋まで上がる階段で、お母さんに呼び止められたけどごめんなさい。


今は心に余裕がありません。







まーくんのばかっ!
ばか、ばかっ、ばかぁーっ!!


あたしは自分の誕生日を祝ってほしいんじゃない…。


まーくんとの年の距離が縮むことを一緒にお祝いしたいのに…。





ばかやろぉーっ!!










今日は6月30日。


あと残り7日。


――最悪な気分で土日に突入したのでした。